こんにちは、とも丼です。
我が家のぽんずは若くして腎不全になりました。
なりましたというのは違うかもしれません。生まれつき腎臓が満足に機能していませんでした。
先生曰く腎臓の大半が硬く歪な形をしており、健康な腎臓ではないと診断され、毎日皮下補液をしています。
ぽんずは噛んだり引っ掻いたりすることなく大人しく点滴を受けてくれます。
受入れ早々に癲癇を発症
我が家に来て1週間経った頃、猫じゃらしで遊んでいるときに痙攣を起こし、病院へ運ばれました。
原因は当初不明で血液検査等を行って行くうちにアンモニア濃度が高かったことや低カルシウムであることなどから上皮小体機能低下症と診断され、カルシウムの投与が始まりました。
ただ、癲癇の原因としては血中アンモニア濃度が高くなったこと又は血中カルシウム濃度が低くなったことの二つが挙げられ、ハッキリとは原因が分からなかったので一つずつ探っていくことになったのでした。
血中カルシウム濃度は安定してきたけど…
半年くらい経つと血中カルシウム濃度も安定してきましたが、食欲が無く、日に日に痩せていくぽんず。
ある日、仕事から帰ってくると床に唾の水溜りが複数箇所に…
ティッシュで拭き取ると黄色く染まる謎の液体。
ぽんずが吐いていたのでした。
急いで病院へ連れていくと血中アンモニア濃度が高くなっていました。
腎不全の場合に見られる症状のようで、血中にアンモニアが溜まると気持ち悪くなり、食欲も無くなり、酷いときには嘔吐。ぽんずの症状と同じでした。
何が悪いのか…腎臓をエコーで検査したところ、腎臓の形が歪で腎臓が濾過の機能を満足にしていないことが判明し、皮下補液をするために1週間の通院生活が始まりました。
1週間もするとぽんずの容体も良くなり、食欲も出ていました。
自宅で愛猫に点滴?
1週間目の通院時に先生から一言
「皮下補液を2日に1回はしなければなりません。ただ、通院の負担や医療費の負担を考えると買主さんに点滴をしてもらった方がいいと思います。」
…自分がぽんずに点滴?
注射嫌いの自分が愛猫に点滴だなんて考えてもいませんでした。
ただ、点滴を行えば普通の猫と同等の天命を全うでき、健康に生きることができるとのことでした。
一旦自宅に帰り、家族と話し合った結果、自宅で皮下補液を行うことに決めました。
そして、先生から皮下補液のレクチャーを受け、家で実践。
慣れてしまえば何てことは無いのですが、最初は苦戦しました。
力加減が弱いとしっかりと刺さらず漏れ、逆に強く刺し過ぎて貫通してしまうことも…ありました…
ごめんね…ぽんず
今はベストな皮下補液を行うことができています。…できているはずです。
自宅で行うことで費用はグッと抑えることができました。費用関係のお話は後日したいと思います。
健康ではないけど健康体に近付いたぽんず
2日に1回の皮下補液でしたが、今は1日1回となっています。
ぽんずが一番辛い思いをしていると思いますが、元気なぽんずでいてくれて本当に嬉しいです。
健康ではないけど、健康な猫と同等に長生きしてくれることを日々祈っています。
点滴にカルシウムが微量ながらも入っているとのことでカルシウムの投与は現在していません。
しかし、ぽんずにまた新たな魔の手がやってくるのでした…
コメント