今までありがとうぽんず

ねこのぽんず

2022年2月6日21:30ぽんずが天国へ旅立って行きました。
2018年10月14日に保護施設でぽんずと出会い、その日から晴れて家族となりました。
家に来た当初は我々を警戒して撫でさせてもくれませんでしたが、数日すると甘えてくるようになり、ぽんずは甘えん坊なんだということが分かりました。
家族になって1週間が経ったある日、遊んでいたところぽんずが癲癇を起こし倒れたため急いで病院へ連れて行き、そのまま入院。そして、翌日病院へ行くとそこには元気な姿のぽんずがありました。しかし、原因が血中のアンモニア濃度が高かったこととカルシウム濃度が低かったことなど様々な要因があったためその時点では断定できませんでした。
そこからぽんずの通院生活が始まりました。
カルシウム錠剤の投与量を調整して1週間経ったら血液検査。また調整して血液検査。手足の血管が細いため胸の毛を剃って採ることもありました。その結果、カルシウム濃度が猫並みに安定してくるも食欲は無く、体重減少に歯止めがかからず、血中のアンモニア濃度が高いから気持ち悪さがあるのかもしれないということで検査したところ、腎臓が歪な形で硬くなっており生まれつき腎臓が満足に機能していないことが分かりました。解決策として点滴を定期的に打つことで改善できるということになりました。最初は3日に1度でしたが、次第に翌日には食欲が無くなってしまうという状況になってしまったため、点滴の頻度を毎日にしなければならなくなりました。さすがに毎日病院へは通えないので飼主自身が点滴を行う方式に切り替えて、素人が毎朝点滴を行うことになりました。最初は嫌がるぽんずも次第に受け入れてくれるようになり、血中成分も安定し、食欲も増えたことで体重も緩やかに増量していきました。
安心したのも束の間、膀胱炎を発症したことが原因なのか不明ですが、膀胱炎をきっかけに粗相をするようになったことと歩行に難を示すようになりました。元々脚力が弱く、着地などが下手くそで神経系に先天性の異常があるのではないかとのことでした。日に日に歩けなくなっていくぽんず。後半は餌もうまく食べられず、日中は口元に餌を置いておく状態になり、ここ数ヶ月は排尿も自力でできなくなってきたことから圧迫排尿でオシッコを出していました。
亡くなる2週間前には固形エサも上手く食べられなくなり、注射器で流動食を食べてもらうことが精一杯で『鼻からチューブで〜』なんて方法もあるようでしたが、さすがに鼻からごはんは本人も飼主も辛いので止めました。
ぽんずと出会って3年ちょっと。出会ったときで生後半年くらいだったので4歳にすらなってないということですね。腎臓病だけであれば猫並みの寿命は全うできると聞いていましたが、神経異常で早まってしまったようです。毎日の点滴、動かない体、ぽんずは頑張ってくれたと思います。そして、辛い思いもさせてしまったと思います。
ぽんずはどう思っているか分かりませんが、ぽんずがいたことで楽しいことが増えたし、ぽんずと過ごせたこの3年間は何物にも代え難い経験・思い出で、最高の3年間でした。

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