こんにちは、とも丼です。
煽っている感じのタイトルになってしまっていますが、煽っているわけではないのでご承知おきください(笑)
ではいきましょう。
資格取得が無意味かと言うとそんなことはなく、FPや簿記であれば取得すれば履歴書にも記載できますし、スキルにもなるということは間違いありません。
でも資格取得を目指している方にお伝えしたいことがあります。
資格取得がゴールになっていないか
資格取得がゴールになっている方はいませんか?
私も簿記2級を取得していますが、実際に使えるか…と言ったら実務では生かせる自信がありません(笑)
そう、資格取得を目的にしてしまい、その資格の本質を見失ってしまっている人がいるということです。
資格取得試験のためだけに暗記して、資格が終わったら忘れてしまう…学生時代に試験前に徹夜して試験を乗り越えたような方は注意が必要です(笑)
暗記ものの資格であれば最低限知識として蓄えられることができますが、簿記などの理論や思考を伴う資格については付け焼き刃のような覚え方では資格取得後に苦労することが目に見えています。
これは目標とするゴールを資格取得にしてしまっているため、資格取得が終われば何の役にも立たない知識になってしまうのです。
履歴書には書けますけどね。
何をやってきたかが重要になる
資格は各種アピールになることは間違いありませんが、資格だけでなく、何をしてきたかということが重要になります。
資格が実績に直結するものであればよいのですが、実際にやってみなければ分からないような資格であれば実績が必要となります。
実績に直結する資格としては弁護士、税理士、医師免許、看護師など働く上において必要不可欠な資格です。
この資格を持っていれば最低限のスキルとして保障されるものです。
逆に直結しない資格は簿記、FP、IT関係資格などです。
簿記を持っていた場合、実際に取得して、実際の実務に使用した実績や、FPであれば自身の家計の支出の見直しに生かしたことで資産を構築できた、、、など実績がなければ他者と同じ、○○資格を持っているといった単なるアピール材料に過ぎなくなります。
実際にスキルとして活用できることで資格の真価が問われます。
デザイナーを目指す方であれば、カラーコーティネーターを取得しただけではなく、自分のポートフォリオを作成して、その資格がどこにどう生かせているのかなどをアピールできるのが理想的だと思います。
知識を身につけることは武器になります。その武器を生かすも殺すも自分自身なのです。
自己研鑽のための資格取得
資格取得のための自己研鑽ではなく、資格を取得したことにより、開ける未来。
その先を考えて資格取得を行うのが望ましいです。
資格をたくさん持っています!
よりも
これらの資格を生かして○○することができます!
の方がいいですよね。
そのためには、自分のなりたい未来を想像して、いま自分に必要なスキルは何なのかを考えて資格を選んでみてほしいです。
難易度が低いからこの資格を…この資格を持っていると就職に有利だから…
という理由ではなく、
私は○○になりたいから○○の資格を取る。
○○をやってみたいから○○の資格で知識やスキルを身につけたい。
という考え方で資格というものを見つめ直してみてください。
資格とスキルの違い
資格とスキルは別物です。
ただ、医者や電気工事士などスキルが伴う資格は除きます。
資格とは自身の知識の裏付けであり、他者へアピールできる証明書のようなものです。
スキルは、そのスキルでお金や価値を生み出すことのできるものを言います。
無闇に資格取得を目指すのか、スキルを身につけて自身の市場価値を上げるのか。
無闇に資格取得と書きましたが、その先に目指す未来がある場合は資格取得大いに結構です。
どちらも市場価値を上げる方法には違いありませんが、コロナによるテレワークやリモートワークにより、これからの時代は年功序列や学歴社会が崩壊していくと考えられます。つまり、実力主義が顕著になるということです。
ここで重要なのが資格やスキルということになります。
その中でもスキルを磨くことで他者よりも希少価値の高い人材になることができます。
本当に実力が付けば独立ということも可能です。
独立できる資格はほんの一握りで、近年では弁護士ですら破産してしまっている状況です。
資格+スキルの組み合わせも考えてみてください。
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