色々なことにチャレンジしてきて大したスキルが身についてきませんでしたが、最近になって今までの努力が一つの線で繋がってくる感覚を得られるようになってきました。
私が今まで何をしてきて、どう一本の線に繋がってきたのかをお話したいと思います。
はじめに
器用貧乏という言葉があるとおり、色々なことに手を出し過ぎてどれも中途半端になってしまっている状況を表す四字熟語ですが、実際にはどうなのでしょうか。
まぁ半分アタリで半分ハズレだと思います(笑)
中途半端なスキルで仕事などをして食べていけるはずもなく、中途半端では金銭的な価値というものに結びつけるのは難しいことは事実だと思います。
ただ、経験していて無駄なのかというとそうではありません。
様々なことに手を出してきた
以前もお話したとおり私は心配性な部類の人間だと思います。
が故に様々なスキルを身につけることで無意識のうちに自分の存在に付加価値をつけるよう行動していたように思います。
では具体的に何に挑戦してきたのか。
①音楽関連
ギターはある程度弾けてはいましたが、それだけでは不安でピアノも独学ですが、コード弾き程度は弾けるように練習し、DTM(デスクトップミュージック)を使用しての作曲やカバーなどに手を出しました。
まぁ中途半端で素人感の抜けない音楽センスです。
②プログラミング
独学でプログラミングにも手を出しています。元々パソコンなどをいじるのが好きで、中途半端な知識は嫌だと思い、ITパスポートをすっ飛ばし基本情報技術者試験を受けたりしましたが、午後試験で敗北(笑)
「世の中、資格が全てじゃない。実技、そう!プログラミングだ!」と勝手に自分に言い聞かせてPythonの勉強を開始。
もちろんこれも中途半端で自分のためのスクレイピングによる画像の取得やYahooファイナンスから株価データを引っ張ってくるといったことしかできません(笑)
③株式投資
とりあえずお金持ちになれば自分のコンプレックスは解消されるのではないかと勘違いし、株式投資をして億万長者を目指そうと考えて始めましたが…これも中途半端です(笑)
ただ、ありがたいことに8桁円に徐々にではありますが近づいてきたので、我ながら驚いていますが、目標の億万長者にはほと遠いので中途半端です。
④デザイン関係
Adobeのサブスク契約を組み、Photoshopによる画像合成やIllustratorによるデザインやイラストの作成、AfterEffectsではモーショングラフィックや映像制作。
これは唯一力を入れてきたものかもしれません。ただ、プロやアマから見たらまだまだ中途半端なスキルです。
他にもCinema4Dによる3DCG制作にも挑戦してきましたが…
何がしたいのでしょうか…中途半端ですね(笑)
繋がる瞬間が必ずある
中途半端に手に入れたスキル。
単体では光輝くものではないですが、繋がる瞬間があるのです。
繋がった瞬間は「やっててよかったー」という心の叫びが聞こえます(笑)
何が繋がったかというと、
①音楽関連と④デザイン関係です。
AfterEffectsで作った映像やモーショングラフィックに効果音や音楽をつける。
センスは置いといて、これがDTMを使うことで容易にできます。
むしろ、欲しい音が無いときはシンセサイザーやモジュレーション等で作成し、自分の欲しい音を作ることもできます。
ただ、ループ素材も便利なのがたくさんあるので、ループ素材に頼ってしまうことも多々ありますが、これもDTMの使い方を知っていなければできないことで、すでに中途半端に使い方は知っているので学ぶ必要もなく、音付けには困ることはありませんでした。
やっててよかったという瞬間でした。
次に②プログラミングと③株式投資です。
これはその瞬間ではありませんが、株式投資で必要なデータをPythonで作ったシステムを使ってスクレイピングで持ってきておくということができました。
プログラミングを使わない場合は対象の銘柄を1つずつ開いてコピーして確認して、エクセルに貼り付けて、また開いて、貼り付けての繰り返しになっていましたが、これをワンクリックで行ってくれます。
いえ、パソコンを立ち上げると勝手に動いてくれます。
無駄な時間を使うことなく自分の欲しいデータを持ってくる。
まさに点と点が繋がった瞬間でした。
浅く広くでも問題ない
このように単体では中途半端で使い道の無さそうなスキルや技術であっても、別のスキルと組み合わさることで一つの作品になったり、結果を出したりすることができます。
あなたが今挑戦している物事についても、もしかしたら他の何かと組み合わさることで想像もしていなかった力や効果が発揮できるかもしれません。
私が提示したのは、ほんの一例に過ぎないと思います。
美容師の方が整体(マッサージ)できることやサッカー選手がプログラミングできることや消防士が謎解きが得意であったり柔道有段者が空手を経験していたり、
可能性や組み合わせはたくさんありそうですね。
あなたはどんなスキルを持っていて、どんなことを経験していますか?
あなたの経験やスキルに合う最強の組み合わせがあるはずです。
一度自分を見つめ直してみましょう。逆に「あれがあったら最強じゃないか?」と思うスキルがあれば挑戦しましょう!
必ずや結果を出してくれるはずです。
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